保健医療学研究科長からのメッセージ

本研究科は看護学専攻定員5名と医療技術科学専攻3名からなる小規模な大学院ですが、より高度で専門的な学術理論や技術?実践能力を修得し、保健医療の分野において、リーダーや管理者?教育者として活躍できる人材の育成を目指しています。

大学院では一方的に講義を聴くだけの授業はほぼなく、まず自らが学び、それを伝え、ディスカッションや助言を得て学んだ知識や考え方をブラッシュアップさせることの繰り返しです。なかでも、学部や卒後の臨床経験からの問題意識を、学術論文へと結集させていく研究の過程は大学院生としてのメインといえます。試行錯誤を繰り返しながら、苦労の先に勝ち取る研究成果と修士の学位には手ごたえを感じることができるでしょう。

入学生は本学短期大学及び大学の卒業生が6割、愛媛県内の医療機関や教育機関に勤務する人が4割です。コロナ禍で飛躍的に発展したICT技術により、県外に在住する卒業生も本学への進学が可能です。今一歩、自分を高めてみませんか。

保健医療学研究科長 中西純子